<サイバーナイフ> Cyberknife  定位放射線治療 

                                     サイバーナイフ (CyberKnife)は定位放射線治療のひとつである。類似の治療装置にガンマナイフがあるが、ガンマナイフは頭蓋内治療に特化されたものであるのに対し、サイバーナイフは全身どこでも治療対象にできるのが最大の利点である。したがって、頭頸部領域も治療の対象であり、保険適用となっている。

  通常100-200本のX線ビームで腫瘍をピンポイント照射する。3-5日の短期間の通院治療となる。対象となる腫瘍は限局性の浸潤を示し、画像上その範囲を特定できるものでなければならない。また舌、舌根、喉頭、下咽頭など、嚥下・呼吸で位置移動するものは原則的に適応とは言えない。頭部を固定することで腫瘍の位置も固定され、かつ骨壁で囲まれた鼻・副鼻腔癌は、腫瘍浸潤に一致した正確な照射野をつくることができる。視神経、眼球に接する副鼻腔癌の場合でも、両側眼球を避けて腫瘍に100%の線量を配分することもでき、放射線照射の後遺症を予防することができる。

  腺様嚢胞癌gは比較的放射線抵抗性癌ではあるものの、サイバーナイフでは良い結果がでている。 しかながらし、サイバーナイフによる頭頸部癌の治療件数がまだ十分ではなく、定まった評価が得られていないのが現状であり、いわゆる標準的治療には数えられてはいない。ここでは、約300名の治療経験に基づく個人的な評価(感想)を述べてみたい。なお、小生のサイバーナイフ治療は、横浜サイバーナイフセンターの協力を得て実施している。

千葉徳洲会病院    http://www.chibatoku.or.jp/

 耳鼻咽喉科

 頭頸部外科センター

  

2013年9月で三田病院を定年退職しました。

引き続き、頭頸部腫瘍(悪性・良性を問わず)を中心に診療を続けます。

サイバーナイフ治療は横浜サイバーナイフセンターと提携し、これまでどおり実施しております。

セカンドオピニオンは随時受け付けております。

 

鎌田信悦 (カマタシンエツ)